資産運用において「マイルールを徹底すること」の大切さは耳にタコができるほど言われますが、それを身をもって体感させてくれるのが、良くも悪くもレバレッジ型インデックスファンドの代表格、通称「レバナス」(iFreeレバレッジ NASDAQ100)です。
世間からは忘れ去られた感のある「レバナス」ですが、私は現在でもしつこく保有し続けていますし、当分売るつもりもありません。
私は自分自身の投資ルールに則り、今から約2ヵ月前の2026年4月7日にレバナスを20,000円分スポット購入しました。
それからレバナスは右肩上がりの「猛烈な爆発力」と、心臓が縮み上がるような「強烈な下落」の両方を見せてくれました。
今回は、4月7日の購入から最新(6月15日)までの基準価額の推移と、私のリアルな資産額を公開します。
4月7日マイルールで投じた2万円

4月頃のレバナスは2025年末からじわじわと下落していました。
- 2026年4月7日 基準価額 50,072円
基準価格50,072円、最新の基準価格から見るとかなり安く感じます。これは紛れもいなく、つい2ヵ月前のレバナスの基準価格です。
私はこの時、淡々と20,000円分のスポット購入を執行しました。 この時、私のレバナスの総保有口数は、これまでの積立分を含めて「42,108口」となりました。
ここから、激動の2ヶ月が幕を開けます。
怒涛の上昇でわずか約2ヶ月で基準価額は1.5倍超へ

4月上旬から潮目が変わり、ハイテク株を中心に猛烈な上昇が始まりました。一度火がついたレバナスの加速力は凄まじいの一言です。
- 4月16日 58,535円
- 4月30日 62,768円
- 5月15日 73,889円
- 5月29日 76,874円
日を追うごとに資産が増えていく、レバレッジ型ならではの爆発力。そしてついに、6月3日を迎えます。
- 6月3日(最高値)基準価額 78,931円
4月7日に「50,072円」で買ったレバナスが、2ヶ月足らずで約57.6%も暴騰したのです。
ピーク時の私の資産の状況

この最高値の瞬間、私の保有する42,108口の評価額は約332,362円にまで膨れ上がっていました。 総投資元本は123,403円ですから、含み益はなんと+20万円超え(利益率+169%)。
4月7日に仕込んだ20,000円だけでも、この時点で31,526円(+11,526円)になった計算になります。
1日でマイナス7,400円の下落
最高値を記録してからの数日間、じわじわと値を下げて不穏な空気が漂う中、6月8日にその時が来ました。
- 6月8日 70,354円(前日比 -7,478円)
なんと、たった1日で基準価額が7,478円も下落したのです。パーセンテージにして約10%近い大暴落。一般の投資信託ではまずお目にかかれない、レバナス特有の「破壊力」です。
下落の勢いは止まず、6月11日には「68,041円」まで下落しました。
急落時の私の資産の動き
- 6月3日(ピーク) 約33.2万円
- 6月11日(直近底値) 約28.6万円
わずか1週間ほどの間で、約4.6万円減少しました。
最新状況(6/15)嵐が去った後の驚異のリバウンド
しかし、これで終わりません。これだけ激しく落とされた後、今度はまた猛烈な勢いで上昇します。
6月12日に前日比「+4,330円」という大爆発を見せると、週明けの15日にもさらに続伸。 最新のデータは、以下のような驚くべき復活劇を遂げています。
- 2026年6月15日 基準価額 73,341円(前日比 +970円)
たった数日で、再び7万3,000円台へと舞い戻ってきたのです。
レバナス総保有・運用状況(2026年6月15日現在)
| 項目 | 状況 |
|---|---|
| 総保有口数 | 42,108口 |
| 総投資元本 | 123,403円 |
| 現在の評価額 | 308,824円 |
| 評価損益(額) | +185,421円 |
| 評価損益(率) | +150.26% |
最新の状況で見ても、総資産は30万円の大台をキープ。トータルリターンは驚異の+150.26%となっており、元本(約12.3万円)の2.5倍以上に育っています。利益の額(+18.5万円)だけで投資元本を大きく上回る状態です。
そして、4月7日に購入した20,000円単体の今を計算してみると、
- 20,000円 ⇒ 29,294円(+46.47%)
激しい乱高下を経た今なお、たった2ヶ月強で+9,294円のプラスを叩き出しています。
最後に

「これだけ増えるなら、全財産をぶち込んでいればよかったのに」と思う方もいるかもしれません。
では、仮に1,000万円を投資していたらどうなっていたか。同じ値動きでシミュレーションすると以下のようになります。
- 4月7日 1,000万円
- 6月3日 1,576万円(+576万円)
- 6月11日 1,359万円(-217万円)
注目すべきは、6月3日〜11日のわずか1週間で「217万円」が消し飛んでいるということです。
この異次元のボラティリティ(値動きの激しさ)に、普通のメンタルで耐えられるでしょうか。おそらく夜も眠れなくなるはずです。
ここから言える教訓は一つだけ。「レバナスは絶対に資産の主軸にしてはいけない」ということです。
資産運用のコア(核)は、あくまで全世界株や高配当株、手堅い債券などの「長期・分散・積立」ができる資産であるべきです。強固な土台があるからこそ、日々の生活の平穏が保てます。
レバナスは、その土台のがある上で、最悪ゼロになっても割り切れる資金を使い「サテライト(脇役)」としての投資が正しい距離感です。
ここで紹介している投資の手法や銘柄などは私自身が実際に行っているものであり読者の皆様に推奨しているわけではありません。投資については自己責任でお願いします。紹介している数値なども細心の注意を払っていますが誤っている可能性がありますのでご自身でも確認することをお勧めします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。


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