【実録】高校受験の塾代、中学3年間で総額いくら?進学塾5教科受講で200万円かかった全記録

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今回の記事は投資とは直接関係がないのですが、中学、高校生の子供を持つ親として気になる教育費についてです。

中学生や高校生の子供がいると、学習塾や家庭教師の案内のチラシがよく家のポストに入っていませんか?

そのチラシを見てみると、大抵は月々の具体的な授業料の金額は書かれていません。

私の家庭でも子供を塾に通わせていたのですが、入塾前に説明会などで聞いて想定していた金額と、実際にかかった金額が大きく乖離していました。

そこで、数年前からの振り込みの記録をすべて探し出し、3年間で総額いくらかかったのか、その実例を公開したいと思います。

前提としては以下の通りです。

  • 受講科目は主要5教科
  • 高校受験のための進学塾
  • 関西地方のそれなりに名の通った進学塾
  • テキスト代、春季、夏季、冬季の各講習、模擬試験代、その他の諸経費など、私が実際に支払た総額

3年間の支払い実績

私の家庭で実際に発生した中学1年の4月〜中学3年の1月までの支払い実績、年度ごとに集計した結果を示します。

学年振込額備考
1年4月61,570テキスト代含
1年5月35,310
1年6月35,310
1年7月67,672夏季講習代含
1年8月35,013
1年9月31,570
1年10月35,310
1年11月35,310
1年12月69,960冬季講習代含
1年1月31,570
1年2月46,486
1年3月74,360春期講習代、テキスト代含
2年4月35,310
2年5月39,050
2年6月39,050
2年7月71,852夏季講習代含
2年8月36,773
2年9月35,310
2年10月39,050
2年11月39,050
2年12月74,470冬季講習代含
2年1月35,310
2年2月56,903
2年3月87,780春期講習代、テキスト代含
3年4月45,320
3年5月55,880
3年6月52,580
3年7月162,360夏季講習代含
3年8月76,780
3年9月87,560
3年10月67,452
3年11月65,450
3年12月183,370冬季講習代含
3年1月34,210

中学1年生時

  • 年間総額
    • 551,331円
  • 月額平均
    • 45,944円
  • 特徴
    • 入塾当初は月々3.5万円程度の授業料がベースでしたが、夏期・冬期講習でそれぞれ約7万円弱の支出が発生しています。この段階ではまだ、当初の想定の範囲内に収まっていると感じる時期です

中学2年生時

  • 年間総額
    • 643,588円
  • 月額平均
    • 53,632円
  • 前年度比
    • 約117%
  • 特徴
    • 通常の授業料が4万円弱へとアップし、夏期講習は約7.2万円、冬期講習は約7.4万円と、講習費も微増しています。学年が進んだことで授業コマ数や教材費がじわじわと積み上がっていく感じです

中学3年生時

  • 10ヶ月分総額
    • 831,432円
  • 月額平均
    • 83,143円
  • 前年度比
    • 約155%(月平均ベース)
  • 特徴
    • ここで支払額が激増します。通常の授業料が5〜6万円台に上がるだけでなく、夏期講習に162,360円、冬期講習に183,370円という、それまでの2倍以上の請求が発生しています。受験学年特有の「志望校別特訓」や「直前演習」といったオプションが重なるためです。

3年間の総合計

総額 1,980,311円

文部科学省「子供の学習費調査」との比較

この「年間約200万円」という数字は、世間一般の平均と比べてどうなのでしょうか。

文部科学省が発表している「令和5年度子供の学習費調査」における、公立中学校の「補助学習費(塾代や家庭教師代)」の平均額と比較してみます。

学年調査平均(公立中)私の支払った金額乖離(倍率)
中学1年17.2万円55.1万円約3.2倍
中学2年24.9万円64.3万円約2.6倍
中学3年39.0万円83.1万円約2.1倍

なぜこれほどまでに乖離が出るのか

文科省の統計には「塾に通っていない生徒(支出0円)」も含まれているため、平均値が低く出る傾向にがあるようです。

また、「それなりの進学塾」に通わせ、難関校や上位校を目指す場合、今回私が支払った位の「年間50万~3年間総額200万円」という数字を覚悟していた方がよさそうです。

「進学塾の費用構造」

実際に3年間の振り込みを追って分析した結果、案内の冊子や入塾前の説明会では見えにくい「3つのコスト増加要因」がありました。

授業料とは

ポストに入るチラシや初期のパンフレットに記載されているのは、多くの場合「授業料」のみです。

しかし、実数値を見ると、春・夏・冬の講習費、模擬試験の受験料、デジタル機器などの副教材費、そしてテキスト代などの諸経費が、少なくない割合を占めています。

特に中3の講習費は、通常の授業料の3ヶ月分が1回で飛んでいく計算になります。

オプションの強制力

中3の夏以降、費用が急増する要因は「特訓講座」の追加です。

これらは形式上は任意となっていることもありますが、進学塾のカリキュラムはこれらの特訓を受ける前提で組まれており、事実上の必須費用となります。

3年の12月の約18万円という数字は、まさに「合格を買うための最後の投資」のような感じです。

季節講習の単価上昇率

中1から中2への上昇率は緩やかですが、中2から中3にかけては、講習費単価が2倍以上に跳ね上がります。

これは授業時間の延長だけでなく、「志望校別特訓」や「直前演習」が加わり、最後の追い込みが入るからです。

まとめ

今回、分かったのは1年生よりも2年生、2年生よりも3年生、というように費用は年々上昇し、特に3年生の1年間は、それまでの学年よりも多くの費用(約1.5倍)がかかるということです。

  1. 資金計画
    • 中1・中2の授業料(3〜4万円)を見て安心していると、中3の夏・冬に訪れる「15万円〜20万円の支出」で家計のキャッシュフローが止まる恐れがあります。3年生は年間で約100万円の予算を確保しておく必要があります。
  2. 統計データとの乖離
    • 「平均が39万円だから」と統計を鵜呑みにせず、進学塾に通わせる場合は「平均の2.5倍〜3倍」を見積もるのが良いのではないでしょうか。
  3. 入試費用
    • 今回の示したデータはあくまで「塾への支払い」です。ここに私立高校であれば受験料(1校あたり2〜3万円)や、入学金(20万円〜)が同時期に必要なことを忘れてはいけません。

最後に

正直、塾代の集計をして驚きました。3年間で200万円……。

いくら子供のためとはいえ、多くの費用をかけ過ぎたと思っています。我が家の収入に対して全く見合っていません。

と言いつつも、子供が競争社会の中で生き抜くための準備費用でもあるので難しいところです

また、一度通わせてしまうと、親の都合で辞めさせるのは、あまり現実的ではありません。ですから塾選びは非常に重要です。

これから塾を検討されている方、あるいは現在中1・中2のお子様をお持ちの方は、ぜひこの「リアルな実数値」を参考に、中学3年の波に備えた現実的な準備を進めていただければ幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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