【レバナス】元本の2倍、利益100%超の今、モンテカルロシミュレーションで見る15年後の出口戦略

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3月頃から中東の情勢不安に起因する株価の下落が続いていましたが、気が付けば米国などの各株価指数は最高値を更新しているような状況です。

そのような状況の中、私は4月7日に大和レバナスを20,000円分購入しました。(基準価格50,072円)

そして、現在(4月22日)の大和レバナスの基準価格は、設定来高値(61,523円)に迫る60,223円にまで上昇しています。レバレッジ商品の破壊力恐るべしです。

出典:楽天証券

私が保有しているレバナス資産は以下のような状態になりました。

そこで気になったのが、このレバナスに投資した資産は「将来どの位になるのか」ということです。このまま右肩上がりの相場が続くわけがないことは承知しています。

レバナスの特性上、現在の資産25万数千円の年率10%(レバナスの年率リターン)の複利計算では単純すぎますよね。

そこでモンテカルロシミュレーションという方法で、15年後の私のレバナス資産はどうなるのかシミュレーションをしてみました。

現在の運用状況

まずは現在の保有データを整理してみます。

  • 評価額 253,586円
  • トータルリターン(率) +105.49%
  • トータルリターン(額) +130,183円

リターンが100%を超えたということは、今の評価額のうち半分以上が「利益」で構成されている状態です。投資の世界で言えば、すでに「元本割れしにくいポジションを確保した」といえるのではないでしょうか。

モンテカルロシミュレーションとは何か?

「将来いくらになるか」を計算する際、多くの人は「年率10%なら、毎年1.1倍ずつ増える」という複利計算をイメージします。

しかし、現実はそんなに甘くありません。実際には、ある年は+40%になり、翌年は-30%になるといった「激しい上下」を繰り返します。

この「ランダムな値動き」を再現するのが、モンテカルロシミュレーションです。

イメージ

モンテカルロシミュレーションのイメージは以下の通りです。

  1. 仮想のサイコロを作る
    • 設定した「年率リターン」と「標準偏差(リスク)」に基づき、プラスもマイナスも出る特別なサイコロを作ります
  2. 15年間の「すごろく」を走る
    • そのサイコロを振って「1年目の結果」を出し、その結果に対してまたサイコロを振って「2年目の結果」を出す…これを15年分つなげます
  3. 1万通りを試行する
    • この「15年間のすごろく」を、コンピュータ上で1万回繰り返します

その結果、「絶好調だった15年」から「大不況に見舞われた15年」まで、1万通りの未来のパターンが網羅されるのです。

シミュレーションで占う「15年後」

以下のような想定でシミュレーションを行いました。

  • 年率リターン 11.18%
  • 標準偏差(リスク) 37.74%
  • 初期投資額 253,000円
  • 投資期間 15年
  • 追加投資 無し

シミュレーション結果

シナリオ15年後の予測額倍率状態の解説
期待値(平均)約1,248,000円4.9倍一部の超爆発的上昇が引き上げた数値
中央値(現実的)約595,000円2.3倍最も遭遇する確率が高い現実的な着地点
上位10%(成功)約2,850,000円11.2倍NASDAQ100の黄金時代が続いた場合
下位10%(不調)約125,000円0.5倍長期停滞や大暴落に直面した場合

15年後の予想資産額は約125,000円から約2,850,000円までと、かなり幅広く、レバナスの特性を如実に表しています。

シミュレーションから見えた「レバナス」の特性

  1. 「平均値」はあまりあてにならない
    • 平均値(124万円)が中央値(59万円)を大きく上回っています。これは、ごく一部の「資産が30倍になった!」というような爆発的な成功例が平均を底上げしているためです
    • 実際には、約7割が平均に届かないという統計的なデータもあり、平均よりも「中央値(真ん中の順位)」が現実的な数字です
  2. 「リスク」の正体は「振れ幅」
    • 標準偏差37.74%という数値は、1年で資産が3割以上増減することが、普通に起こることを意味します
    • この激しい資産の増減が毎年あるので、15年という長期でも元本割れ(下位10%シナリオ)の可能性が消えません

私が考える「レバナス投資」の意義

これほどまでに不確実なレバナスに投資する意義は、一言で言うなら「夢」ですね。老後、将来の「楽しみ」でもあります。

レバナスはあくまで私の投資資産における「サテライト」です。「コア」ではないということです。

コア資産で必要な資産はまかなっていますので、サテライト資産は別に無くなっても構わないと考えています。

また、無くなっても良い資産なので、将来は自由に使いたいと考えています。

例えば、シミュレーション結果にあったような奇跡的に好調な相場が続いて、何百万になるようなことになれば、極端な話「世界一周旅行に行こう」みたいな(笑)

運悪く、下位10%になったとしても十数万円は残りますので、国内旅行位は行けます(笑)

最後に

レバナスは、その値動きの激しさゆえに多くの人を熱狂させ、また絶望させます。

仮にコア資産にレバナスを選択して、2,000万円をレバナスに投資したとすると「15年後は2億円になるかもしれないけど、1,000万円にもなる可能性がある」わけで、しかも年に3割以上も普通に上下するのですから(2億円の3割って6,000万円ですからね)とても安心して投資できません。

ですから、私は投資資産の数%と決めて「サテライト」枠で運用すると決めています。

また、シミュレーションでは追加投資は無しでしたが、今後15年の間で大きく下落するタイミングがあれば、自分自身のルールに則って追加で投資していくつもりです。

ここで紹介している投資の手法や銘柄などは私自身が実際に行っているものであり読者の皆様に推奨しているわけではありません。投資については自己責任でお願いします。紹介している数値なども細心の注意を払っていますが誤っている可能性がありますのでご自身でも確認することをお勧めします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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