バンガード・超長期米国債ETF(EDV)を買い増した理由|分配金利回り上昇と暴落対策

米国債券ETF

先日、私の投資方針である「長期・分散・積立」の観点から、米国債券ETFである「バンガード・超長期米国債ETF(EDV)」を買い増し(追加購入)しました。

「最近、債券価格も下がっているけれど、今買って大丈夫?」 「金利が高い今の状況で、わざわざ超長期債を買う意味はあるの?」

そんな疑問を持っている方の参考になれば幸いです。

チャートの現状

EDV 週足チャート 引用:SBI証券 

トレンドは完全に下向きですが、過去の最安値圏まで下がってきたため、長期投資の観点から見れば売られすぎのような感じがします。

買い増しについて

引用:SBI証券
引用:SBI証券
  • 購入単価
    • 60.8171ドル(9,686円)
  • 現在の平均取得単価
    • 71.5ドル(10,919円)
  • 最新の現在値
    • 62.59ドル

EDVは数年に渡って何度も購入していますが、今回が一番安く買えました。

平均取得単価は71.5ドルで、購入価格に対する分配金利回り(YOC)はドルベースで4.45%です。

「EDV」の追加購入に踏み切った「3つの理由」

今回、EDVの買い増しに踏み切った理由は、主に以下の3点です。

株価暴落時に備える「守り」の資産として

過去のデータが示す通り、株式市場が大きくクラッシュ(暴落)した際、EDVは価格が上昇する傾向があります。

これは、投資家がリスクオフの局面で「安全資産」である米国債を求めるためです。

私のポートフォリオにおいて、EDVは単なるキャッシュフローを得るための資産ではなく、株式暴落時に資産全体のダメージを和らげる「ヘッジ機能」を期待して組み入れています。

価格下落により、分配金利回りが魅力的な水準に

ここ最近の債券価格の下落により、分配金利回りが上昇しています。

もちろん、価格下落は含み損という現実を突きつけますが、長期的な視点に立ったとき「より多くの口数を、より高い利回りで仕込めるチャンス」とも捉えられます。

「価格下落という現実はありますが、キャッシュフローを得ながら次の相場局面を待つ」この姿勢が、私の精神の安定にも繋がっています。

金利上昇は「織り込み済み?」

現在の政策金利(3.5%~3.75%)に対し、足元の10年債利回りは、かなり高い水準で推移しています。

私は、市場はすでにこの先の利上げ局面を織り込んでおり、ここから劇的な金利上昇は起こりにくいのではないかと考えています。

懸念されるリスクと今後の向き合い方

もちろん、EDVへの投資には大きなリスクも存在します。

  • インフレ再燃による金利高止まり
    • もし米国のインフレが予想以上に根強く、FRBが利下げを先送りしたり、再利上げを余儀なくされたりした場合、長期金利は高止まり、あるいは再上昇する可能性があります。インフレ下では「債券にはネガティブ」という側面があることは覚悟しておく必要があります。
  • 「株との逆相関」が崩れる可能性
    • 「株が暴落すればEDVが上がる」というヘッジ効果は、あくまで一般的な相関関係に過ぎません。スタグフレーション的な局面では、株と債券の両方が売られるという事態も起こり得ます。過去の値動きが常に繰り返されるとは限らない、という視点は常に持っておくべきでしょう。

最後に

EDVは「ゼロクーポン債」をベースとした超長期債であるため、通常の債券ETFよりも価格変動(デュレーション)が非常に大きい銘柄です。日々の値動きだけで見れば、大きな含み損を抱えることも珍しくありません現に保有しているEDV含み損です

しかし、私がEDVに求めているのは日々のキャピタルゲインではなく、あくまで「資産全体のバランス(資産に占める債券の割合)」と「長期的な備え」です。

今後、もしさらに大きな調整局面があれば、更に追加で購入できるように買い増し用の資金も用意しています。

ここで紹介している投資の手法や銘柄などは、私自身が実際に行っているものであり、読者の皆様に推奨しているわけではありません。投資については自己責任でお願いします。紹介している数値なども細心の注意を払っていますが誤っている可能性もありますので、ご自身でも確認することをお勧めします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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