7月17日、日経平均株価は大きく下落し、終値で2,694.42 円安(-4.03%)の64,141.12円となり、6月22日に付けた最高値(72,831.73円)から約12%下落しています。
YouTubeやSNSなどは悲観的な動画やコメントで溢れています。
「自分の資産は大丈夫だろうか」「今すぐ売るべきか、それとも買い増すべきか」と頭を悩ませている方も少なくないのではないでしょうか。
ただ、私の投資方針は「長期・分散・積立」ですので、今回の日経平均の大幅な下落でも、ほとんど影響を受けていません。
日経平均の大幅下落の背景について、私なりに調べてみました。その内容から、私のこれからの投資行動について再確認していきたいと思っています。
急落の背景

今回の急落は、ひとつの悪材料ではなく、以下の複数の要因が絡み合っていると言われています。
- AI・半導体セクターへの過剰期待
- 過剰レバレッジ(信用取引)の崩壊
AI・半導体セクターへの過剰期待
これまで相場を強力に牽引してきたAI・半導体銘柄ですが、市場の期待があまりにも先行しすぎていて、決算発表で好業績を出しても「サプライズ不足」とみなされ、利益確定売りとなりました。
具体的には台湾のTSMCや米国のNVIDIAといったAI・半導体の主役企業が好決算を出したものの、「利益確定売り」となり、それがキオクシアや東京エレクトロンなどの日本の関連銘柄へ売りの連鎖として波及しました。
過剰レバレッジ(信用取引)の崩壊
日本を含む各国市場でのレバレッジ(信用取引)の拡大が、強制ロスカットの連鎖を呼び呼びました。
追証(おいしょう)が発生した投資家や海外ヘッジファンドは、半導体株などの損失を穴埋めするためにポジションのキャッシュ化を迫られています。
その結果、業績が堅調な日本のメガバンクなどの優良株が、単に売却しやすく流動性が高いという需給上の都合で売られる展開となりました。
暴落時に陥りやすい投資家心理

私も、信用取引をしていた苦い経験がありますので暴落時の投資家心理をよく知っているつもりです。
以前の私なら間違いなく、この相場でAI・半導体関連銘柄に乗っかっていたと思います。
私が実際にやらかしてしまったことなども含めて、相場急落時の心理状態を紹介していきます。
- 狼狽売り(パニック売り): 短期的な下落の恐怖に耐えきれず、最悪のタイミングで損切りしてしまう
- 私も実際にやってしまったことがあります。株価が暴落する時は想像以上に下がるもので、瞬間最大では「え?こんなに下がるの?ヤバない?」となり、正気を保てなくなっていました。
- 現実逃避と固執(無計画なガチホ): 「数年後には必ず戻る」という根拠のない信念にすがり、含み損を放置し続ける
- 俗に言う「塩漬け」というやつですね。インデックス投資であればこの考えでよいのでしょうが、個別株では危険です。8,000円で買った銘柄を1,600円になるまで保有していたことがあります。
- 追証による強制退場: 信用取引でレバレッジをかけていたため、選択の余地なく市場から追い出されてしまう。
- 信用取引が危険だと言われるところです。最悪の場合は有り金を失うだけではなく、借金を背負ってしまうことにもなりかねません。
投資について再確認

今回の日経平均株価の下落があったからと言いて「高値から半値になったキオクシアを仕込んでやろう」とか「日本株4.3倍ブルで爆益を狙ってやろう」なんて考えません。
これからも、私の投資に対する方針は一貫して「長期・分散・積立」です。
自分自身があらかじめ決めたルールに則って投資行動を行っていきます。
ちなみに私の株価下落時のルールというのは、以下の銘柄の価格が10%下落する毎に待機資金から決まった金額を購入していくというものです。
- 東証ETF NF日経高配当50(1489)
- 三菱UFJ eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
- 大和 iFreeレバレッジ NASDAQ100(レバナス)
なぜ、この3銘柄なのかというと、日経高配当50ETF(1489)と全世界株(除く日本)は私の投資資産のコアの部分となっているからです。ちなみにレバナスはサテライトの部分です。
最後に

暴落相場は精神的に非常に苦しいものですが、過去の○○ショックと呼ばれるような相場を振り返れば「ルールを守れる冷静な投資家」へ富が再分配される機会でもありました。
市場の様々なノイズ(「この銘柄で資産が倍増した」とか「この相場に乗らないなんで情弱」というような声)に翻弄されたり、パニックに流されず、自分の投資ルールを愚直に貫くことこそが、最終的に大きな資産を育てることになると信じています。
ここで紹介している投資の手法や銘柄などは私自身が実際に行っているものであり読者の皆様に推奨しているわけではありません。
投資については自己責任でお願いします。
紹介している数値なども細心の注意を払っていますが誤っている可能性がありますのでご自身でも確認することをお勧めします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
どなたかの参考になれば嬉しいです。


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