【6902 デンソー】日経高配当株50指数に新規採用!高配当株として買い?

日経高配当50ETF

日6月12日、日本経済新聞社から「日経平均高配当株 50 指数の銘柄定期入れ替えについて」が公表されました。その内容は以下の通りです。

  • 採用銘柄
    • 1925 大和ハウス工業
    • 3092 ZOZO
    • 3289 東急不動産ホールディングス
    • 3405 クラレ
    • 4523 エーザイ
    • 6902 デンソー
    • 7270 SUBARU
    • 8253 クレディセゾン
    • 8304 あおぞら銀行
    • 8750 第一ライフグループ
    • 8795 T&Dホールディングス
  • 除外銘柄
    • 4061 デンカ
    • 5214 日本電気硝子
    • 5706 三井金属
    • 6113 アマダ
    • 8053 住友商事
    • 8058 三菱商事
    • 8411 みずほフィナンシャルグループ
    • 9147 NIPPON EXPRESSホールディングス

私は「NF・日経高配当50 ETF(1489)」を保有していますし、その採用銘柄のうち何銘柄かは、個別でも保有しています。

そこで、今回の採用銘柄の中で個別に保有してもよいと思える銘柄を検討してみることにしました。

今回の記事では「6902 デンソー」について書き記していきます。

私の高配当株選定基準

まずは、私の「高配当株購入時の選定基準」を紹介します。

過去10年の決算を参考に以下のように決めています。

  1. 売上高
    • 基本的に右肩上がり又は一定で増減が激しすぎないこと
  2. 一株利益(EPS)
    • 右肩上がり又は一定で増減が激しすぎないこと
  3. 営業利益率
    • 5%以上あること、10%以上であれば◎
  4. 自己資本比率
    • 40%以上であること、40%以下は基本的に購入しない
  5. 営業CF
    • 過去10年で赤字の年がないこと、1年でも赤字があれば購入しない
  6. 一株当たり配当金
    • 増配傾向であること、増減が激しかったり、過去10年で無配の年が1年でもあれば購入しない
  7. 配当性向
    • 30%~50%が理想。80%を超えている銘柄は危険

このルールでガチガチに固めて選定しているわけではなくて、総合的に判断して「購入してもよい銘柄」か「購入しないほうが良い銘柄」かを決定しています。

6902 デンソーを分析

デンソー(6902)は、愛知県に本社を置く世界有数の自動車部品メーカーです。トヨタグループの中核企業であり、電動化や自動運転、先進安全システムなど、次世代モビリティに必要な先端技術の開発で世界をリードしています。

高い技術力とグローバルな供給網を武器に、ハードとソフトの両面から自動車産業の変革を支えています。近年では車載技術を応用し、FA(工場自動化)や生活関連事業など、新たな領域へも積極的に事業範囲を広げています。

売上高

  • 判定:◎
  • 自動車業界の生産台数に左右される側面はありますが、長期的なトレンドで見ると「コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化」に対応した製品の高付加価値化により、売上は堅調な右肩上がりを維持しています。極端な急落や急騰がなく、安定して推移しています。

一株利益(EPS)

  • 判定:〇
  • 原材料価格の高騰や半導体不足の影響を受け、年度によっては一時的な落ち込みが見られることもありますが、長期的な視点では成長傾向にあります。株主還元や自己株式取得の動きもあり、EPSを毀損させない経営姿勢が見受けられます。

営業利益率

  • 判定:〇
  • 自動車部品メーカーという業態の特性上、利益率は概ね5%〜6%前後で推移することが多いです。業界全体の構造的な課題もあり、過去10年間で「10%以上」になった年は一度もありません。ただ、この数値は「部品メーカーとしては標準的」な水準です。

自己資本比率

  • 評価:〇
  • 自己資本比率は常に60%前後を維持しており、財務体質は盤石です。トヨタグループの中核企業として、急激な経済変動にも耐えうる強い財務基盤を持っているといえます。

営業キャッシュフロー

  • 評価:◎
  • 過去10年、営業キャッシュフローは一貫してプラスです。設備投資を継続しながらも、本業で確実にキャッシュを稼ぎ出す力は非常に強いです。

一株当たり配当金

  • 評価:◎
  • 過去10年において減配・無配の年は一度もありません。株主資本配当率(DOE)を意識した株主還元を非常に重視しており、業績が大きく落ち込んだ年でも安定配当を維持する方針です。緩やかな増配傾向を維持しています。

配当性向

  • 評価:〇
  • コロナ禍の時に一時的に100%を超えた年があります。ですが、財務基盤が安定しているため問題ありません。その後は100%を超えた年はなく、概ね40%台で安定しています。

総合判断

ポイント

  • 財務基盤の安定性
    • 60%を超える自己資本比率があります
    • 営業キャッシュフローも過去10年間で一貫してプラスであり、自動車業界を取り巻く状況が変化しても本業で稼ぐ力は強いと言えます
  • 株主還元への高い意識
    • 過去10年で減配・無配がなく、コロナ禍のような危機的状況でも配当を維持・継続した実績は、高配当株投資家にとって非常に大きな安心材料になります
    • 「配当性向100%超え」という数字が一時的に出たのは、同社が「株主を裏切らない」経営を行っていることの証明になります

以上のことからデンソーは「購入してもよい銘柄」という結論になりました。

最後に

今回は「デンソー」について、私の「高配当株購入時の判断基準」に沿って分析をしてみました。

ちなみに、デンソーの現在の株価は1,900円台で推移しており、中東情勢の悪化以降は若干下落しています。また、配当利回りは3.8%程度です。

ここで紹介している投資の手法や銘柄などは私自身が実際に行っているものであり読者の皆様に推奨しているわけではありません。

投資については自己責任でお願いします。

紹介している数値なども細心の注意を払っていますが誤っている可能性がありますのでご自身でも確認することをお勧めします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

どなたかの参考になれば嬉しいです。

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