私の投資方針は、一貫して「長期・分散・積立」です。
自分自身のリスク許容度は決して高くはないと認識しており、ポートフォリオは株60%・債券30%・金(ゴールド)5%・不動産(J-REIT)5%という、守りを重視した配分の運用を目指しています。
ですが、そんな私は過去に「長期債券レバレッジ3倍」という極めて攻撃的な商品に手を出していました。
その結果は惨敗。今回は、恥を忍んでこの失敗を記録し、今後の投資活動への戒めとしたいと思います。
スケベ心が生んだ「安直な判断」

今回損切りしたのは米国の債券ETFである「TMF」(Direxion デイリー 20年超米国債 ブル3倍 )です。
2024年6月から12月にかけて、平均取得価格49.5358ドルで計36株を買い集めました。
なぜ、守り重視の私がこの銘柄に手を出したのか。答えはシンプルで「スケベ心」です。
購入当時、米国の政策金利は利下げ方向。「金利が下がれば債券価格は上がる。3倍レバレッジなら為替の影響さえ吹き飛ばして大きく儲けられるのではないか?」という安直な判断でした。
まさに「遊ぶ金欲しさに」という邪な動機で、投資の本質からかけ離れた博打を打ってしまいました。


含み益は一瞬、ただ撃沈

投資の神様は甘くありませんでした。購入後「TMF」は目論見通り含み益に転じることなく、ポートフォリオの重荷となり続けました。
金利動向という断片的な情報だけを頼りに、「下がる方に賭ける」という博打的な買い方をし、損切りラインも決めずに放置。
結果として売るタイミングを見失い、ズルズルと2年間保有し続けました。
今回、ようやく持ち株全ての売却に踏み切りましたが、前回損切時とほぼ同価格での撤退という目も当てられない結果となりました。

結局、以下のような結果となりました。
合計購入金額 49.5358ドル × 36株 = 1,783.2888ドル
合計売却金額 657.18ドル + 655.29ドル = 1,312.47ドル
損益額 1,312.47ドル - 1,783.2888ドル = -470.8188ドル
損益率 -470.8188ドル ÷ 1,783.2888ドル = -0.2640 -26.4%
教訓

今回の失敗から学んだことは、以下の3点です。
- 投資理由の不明確さ
- EDV(景気後退時のクッション)やオルカン(世界経済の成長)のような投資理由が皆無でした。
- ルール無き投資の末路
- 損切りのラインを決めなかったことでズルズルと保有し続けてしまい、他の資産に投資する機会損失にもつながりました。
- 博打的な取引の排除
- 「上か下か」を予測する投機は、私の「長期・分散・積立」というスタイルとは完全に相容れないものでした。
最後に
今回、TMFを購入した理由があまりにも稚拙だったことを猛省しています。投資において「楽をして儲けよう」という欲が出たとき、そこには必ず落とし穴があります。
今後は「長期・分散・積立」という本来のスタイルに完全に立ち返り、今回の損失は高い授業料を支払ったと捉え、このような安直な勝負に手を出さないようにします。
私のポートフォリオ内のお荷物であったTMFを損切りすることができてスッキリとした気分ですが、私にとって80,000円は高い授業料となりました。
考えることに意味は無いとわかっているのですが、「80,000円あれば……あれも、これも買えた(できた)なぁ~」なんて考えていまいます。。
ここで紹介している投資の手法や銘柄などは私自身が実際に行っているものであり読者の皆様に推奨しているわけではありません。投資については自己責任でお願いします。紹介している数値なども細心の注意を払っていますが誤っている可能性がありますのでご自身でも確認することをお勧めします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。


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