1ドル160円から155円へ。急激な円高と米国債券TEF「EDV」の下落が重なった買い場を狙う

米国債券ETF

私は米国債券ETFの「EDV」を保有しているのですが、最近またEDVの価格が下落しています。直近の価格は63.13ドルです。

そして為替は1ドル160円程度だったものが、急激に円高方向に振れ、157円台となっています。

ここで、EDVの一株の価格を円に換算すると9,900円台となり、10,000円を切ります。

さらに、分配金利回りも株価の下落に伴い5%を超えています。

今回の記事では米国債券ETF「EDV」を追加で購入すべきか考えてみました。

為替相場

引用:SBI証券

つい先日まで、為替相場は1ドル=160円という、円安水準に達していました。私のように日本円を米ドルに替えて資産を運用する投資家にとって、160円というレートでの「ドル転」は心理的抵抗があります。

しかし、そこから一転して急激な円高が進行しました。為替市場介入があったと報じられています。一時は155円台まで円高が進み、現在は157円台となっています。

私は長期的な視点で見れば「円安は避けられないのではないか」と思っていて、160円は通過点だと思っています。ですが、とりあえずは日本として「160円の定着は阻止する」という意志を示したということにまります。

「EDV」の状況

ここで、「バンガード・超長期米国債 ETF(EDV)」の最新状況を確認しておきます。

  • 現在の株価(外貨)
    • 63.13 USD
  • 現在の為替レート
    • 157.23 JPY/USD
  • 1株あたりの時価(円換算)
    • 約9,926円

私の現在の平均取得単価(円建て)は、1株あたり約11,000円です。それに対し、現在の価格は9,926円です。

私たちが米国債券ETFを円建てで運用する際、ある種のリスクヘッジが自動的に働いています。

それは「米国長期金利の上昇 = EDVの価格下落 = 円安ドル高」という関係です。金利が上がってEDVが安くなっても、ドル高が進むことで円建ての評価額は守られる。

この「円安バリア」は、含み損を和らげるクッションにはなりましたが、同時に「安値を拾いたい」と願う投資家にとっては、買値が下がらないということでもあります。

しかし、足元の相場は違います。米国の長期金利が高止まり、あるいは上昇を見せてEDVが63.13ドルという安値を叩き出している一方で、為替は157円台へと円高方向に振れました。

なぜ今、EDVの追加購入を検討するのか

  • 分配金利回り「5%」というインカムゲイン
    • 現在の63ドル台という価格水準では、分配金利回りが5%程度に達しています。私が「EDV」に投資している一番の理由は、景気後退時のリスクヘッジのためです。「その時」までの待ち時間を高利回りで過ごせるのは非常に大きなメリットです。
  • 「EDV」の安値圏への到達と長期金利
    • EDVの63ドル台という水準は、直近数年のチャートを見ると、底値圏にあるように見れます。米国の長期金利も4.5%付近で抵抗を見せている様に見れます。インフレの心配もありますが、ここから金利がさらに無限に上昇し続けることは考えにくいではないでしょうか。
  • 平均取得単価を「11,000円」から引き下げられる
    • 取得単価を下げるとで取得価格に対する分配金利回りの上昇が期待できますし、景気後退時の「EDV」の価格上昇時の損益分岐点を引き下げることが出来ます。
米国長期金利チャート 引用:SBI証券
EDVチャート 引用:SBI証券

「長期・分散・積立」の視点で

資産運用において最も難しいのは、価格が下落して含み損が出ている時に「買い」のボタンを押すことです。

全世界株などの株資産には明確な買い増しルールを設けているのですが、債券ETFには明確なルールを設けていないので、購入することに正直迷っています。

私は「長期・分散・積立」の観点から、各資産の割合を「株60%:債券30%:金(ゴールド)5%:不動産(Jリート)5%」にしたいと考えているのですが、最近の株価の上昇に伴って株の割合が増加傾向になっています。

ですから「保有資産全体のうち、債券の割合を増やさなければいけない」というような視点で考えれば購入することが出来そうです。

最後に

以前は保有資産に対する債券の割合を上げるために、米国債券ETFを頻繁に購入していたのですが、債券の割合が上昇してきたこともあり、最近は購入していませんでした。

最近は特に「Jリート」や「金(ゴールド)」を購入していたので米国債券ETF「EDV」を購入するのは、かなり久々になります。

株や債券ETFなどの銘柄を買う際に「なんとなく上がりそうだから」や「誰かが上がるって言っていたから」などという理由ではなく、毎月の積立、株価下落時の追加購入ルール、保有資産のリバランスなど、自分自身が決めたことに従って投資行動を行うようにしています。

ここで紹介している投資の手法や銘柄などは私自身が実際に行っているものであり読者の皆様に推奨しているわけではありません。投資については自己責任でお願いします。紹介している数値なども細心の注意を払っていますが誤っている可能性がありますのでご自身でも確認することをお勧めします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

コメント